【物理】反重力効果?超伝導ジャイロスコープを使った磁場的重力場(gravitomagnetic field)の検出と一般相対性理論の検証

  • 2007/12/10(月) 14:36:37

1 :pureφ ★:2006/03/31(金) 23:36:15 ID:???
 欧州宇宙機構(ESA)から資金提供を受けた研究者らは、磁場の重力版に相当するものを実験室で初めて測定した。ある特殊な条件下ではその効果は一般相対論で予想されてたものよりもはるかに大きく、物理学者が長く追い求めていた量子重力論の完成に向けた大きな一歩になる可能性がある。

 動いている電荷が磁場を生み出すように、動いている質量が磁場的重力場(gravitomagnetic field)を生じる。アインシュタインの一般相対論によれば、その効果は実質的には無視できる
ものだ。しかしオーストリアARC Seibersdorf Reserch GmbHのMartin Tajmar、パリESA-HQのClovis de Matosらは実験室でその効果を測定することができたとのことだ。

 彼らの実験は、1分間に6,500回転する超伝導体のリングを使っている。超伝導体はある温度で電気的な抵抗をすべて失う性質を持つ材料だ。回転している超伝導体はロンドンモーメントと呼ばれる弱い磁界を生じる。今回の実験は、超伝導体中の電流を担うクーパー対の高精度質量測定結果と量子論から予想される値との差を説明するTajmarとde Matosによって提唱された推測を検証する目的で行われた。その結果、この差は回転する超伝導体中に出現する重力磁場によって説明することが可能であることがわかった。この効果は類似の磁気現象から磁場的重力場ロンドンモーメント(Gravitomagnetic Londn Moment)と名付けられた。

 回転する超伝導体近傍のいくつかの場所に置かれた小さな高感度加速度センサーは超伝導体の外側に重力磁気現象によって作り出されたと見られる加速場を記録した。「これは1831年のファラデーの電磁誘導実験の重力版だ。この超伝導ジャイロスコープは磁気コイルの重力版に相当し、強力な磁場的重力場を生成することができることを示した。今後の追加実験により、今回の結果は宇宙や他のハイテク領域などさまざまな分野への応用が可能な新しい技術的な基礎になるだろう」(de Matos)

 地球の重力場による加速度のわずか一億分の一ではあるが、驚く事に今回測定された場はアインシュタインの一般相対論の予言より10京(10の17乗)倍大きかった。当初、彼らは自分たちの得た結果を信じることをためらった。

 「私たちは250を越える実験を行い、3年にわたって設備を改善し、この発表を行なう前に8か月の間結果の有効性について議論した。今、私たちは測定結果を確信している。」と、この実験を行ったTajmar。彼は今後、他の物理学者の追試により今回の結果が彼ら自身の実験施設だけで引き起こされたものではないことが検証されることを期待している。

 Tajmarとde Matosは、彼らの推測の実験的検証と平行して、磁場的重力場ロンドンモーメントのさらなる洗練された理論モデルを模索し、超伝導からインスピレーションを取り入れた。
超伝導体の電磁気特性は、量子論では光子として知られている力を運ぶ粒子が質量を獲得すると仮定することによって説明される。それに従えば重力子として知られている力を運ぶ重力の粒子がより重くなることで、予期以上に大きな重力磁場よる力をモデル化することができるかもしれないことを見いだした。

 「もし確認されれば、これは大きなブレークスルーになるだろう。一般相対性理論とその結果としての量子論を検証する手法への新しい方法を開くだろう。」(Tajmar)

Towards a new test of general relativity?
Physorg.com March 23, 2006
http://www.physorg.com/news12054.html
こちらの翻訳を使わせていただきました。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1103259977/565-567

Anti-gravity Effect? Gravitational Equivalent Of A Magnetic Field Measured In Lab
http://www.sciencedaily.com/releases/2006/03/060325232140.htm
ESAの研究者が重力の創生に成功
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/03/26/1431256&threshold=-1

関連ページ
アインシュタインさんも待ち焦がれた実験

http://the-cosmos.org/2004/04/2004-04-28.html


続きを読む

【脳】「偽りの記憶」はなぜ作られるのか

  • 2007/12/06(木) 10:39:53

1 : ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★ :2007/11/17(土) 00:20:56 ID:??? ?

 実際に起こっていない過去について絶対的な確信をもつ、いわゆる「偽りの記憶」が生じるのは、記憶が処理される脳の領域の違いによるものであるとする知見が報告された。

 米デューク大学(ノースカロライナ州)メディカルセンターのRoberto Cabeza氏らは、機能的磁気共鳴画像(fMRI)を用いて、実際の記憶および偽りの記憶についてテストを実施し、被験者の脳の活性を分析した。

 その結果、強い確信を持ち実際にあった事実である記憶の場合、内側側頭葉(MTL)の活性に増大がみられ、強く確信するが実は偽りであった記憶の場合、前頭葉・頭頂葉ネットワーク(FPN)の活性に増大がみられた。MTLは、出来事の具体的事実について処理する領域で、FPNは出来事の一般概念を処理する領域である。

 Cabeza氏は「ヒトの記憶はコンピューターと違い、いつでも完璧に正しいわけではない。人が実際に起こっていない出来事を過去にあったことだと強く確信することはよくある」と述べている。医学誌「Journal of Neuroscience」11月7日号に掲載されたこの知見は、加齢による記憶力の変化を理解するのに有用なほか、アルツハイマー病の早期診断につながる可能性もあるという。

 具体的な記憶は永遠に残るわけではなく、最後に残るのは全体の大まかな印象だとCabeza氏はいう。
正常な脳では、加齢に伴い、印象を思い起こす能力よりも具体的な詳細を思い起こす能力の方が速く失われるが、アルツハイマー病患者では両者の記憶力が同時に失われることから、早期診断の手がかりになると考えられる。

[2007年11月8日/HealthDayNews]
http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20071115hk000hk


Trusting Our Memories: Dissociating the Neural Correlates of Confidence in Veridical versus Illusory Memories
The Journal of Neuroscience, November 7, 2007, 27(45):12190-12197
doi:10.1523/JNEUROSCI.3408-07.2007
http://www.jneurosci.org/cgi/content/abstract/27/45/12190

続きを読む